aeroTAP は、現在の仮想カーソル位置がクリック可能な領域にあるかどうかを自動的に判断します。[スマートクリック]モードでは、この自動判別を行うことでクリック可能な領域でのみクリックすることになります。
SmartButton.ini を設置することで、クリック可能領域や、ボタンをユーザーが任意に設置することができます。
この機能を使って、デジタルサイネージなどでの利用時のスマートクリックでの操作性を向上することが可能になります。
例1: ブラウザーやフォトビューアーで画像を表示して、その画像上の特定の位置をスマートクリックできるようにすることができます。複数個所の指定が可能です。
例2: 特定のアプリケーションのあるボタンがスマートクリックで判別できない場合、ボタン名を指定するか、またはボタンの矩形領域を指定することでスマートクリックを可能にすることができます。
例えば、小さなボタンを選択し易くするために、その周辺をクリックしても小さなボタンをクリックするようにすることが可能です。
アプリケーション毎に設定することができます。下記の例では、画面上の領域(100,100)-(300,400)をスマートボタン領域として指定し、領域内でクリックアクションが発生すると指定した位置(100,16)をクリックします。小さなボタンをクリックする場合、その周辺をクリックしても必ずボタンをクリックすることが可能になります。
例:
[MSPaint.exe]
"(100,100)-(300,400)(100,16)"
同一アプリの同一画面に複数のスマートボタン領域を設定することができます。
例:
[MSPaint.exe]
"(100,100)-(300,400)(100,16)"
"(100,300)-(400,200)(100,16)"