aeroTAP 技術情報
ここでは、aeroTAP の利用にあたり必要となる技術情報について解説します。
カメラ設置時の注意点
aeroTAP タッチレス機能がより安定して性能を発揮させるための注意点について説明します。性能に大きく影響する環境要素には、以下の項目があります。
カメラからの距離
- カメラから見える手の大きさが許容範囲であること。
目安として、フィードバック画面に表示される「手のひら」マーカーと映った手のひらが重なる程度の距離が最適です。したがって、手の大きさにより人によって適切な距離が変化しますが、これを踏まえて適切な距離を見つけます。
また、場合によっては、ズーム機能により適切な距離を施工場所に応じて設定してください。ズームを使う場合には、距離フィルターの設定も確認してください。300cm(3M)を超えてズームする場合には、距離フィルターを無効化 (最大値 300cmに設定) してください。
カメラの向きと位置
- 手のひらがカメラに向かっていること
手を向けた場合に、手のひらがカメラを向くように設置することをお勧めします。
- カメラは、モニター画面の上部、または下部の中央に設置することをお勧めします。左右どちらかに設置すると、オペレーターの空間認識が直感的にならなくなる恐れがあります。
- オペレータの姿勢として、手のひらが、肩や顔の高さになることで安定して操作できます。極端に高くなると、手が疲れやすくなり、極端に低くなると、手のひらをカメラに向けることが困難になってしまいます。
- カメラは、できるだけ水平に設置してください。
補足: その他、筐体に組み込む場合など、カメラの設計図 (大きさ図面) が必要な場合は、お問い合わせください。